kurochan@PC+スマホ
◆ここ数日は、がんがん読んで、ばんばん新聞スキャン。10月は9月と同じく6冊読了し、新聞スキャンは9月より30本以上多くて346本完了(10/30現在)。で、格好の読書場が我が家の小庭(といっても、早朝か仕事のない休日に限られるが)。この間、妻と子は庭の手入れに力を入れているのだが、のび放題だったオリーブを一気に素っ裸にしたのが土曜日。小石やチップも敷き詰め、花も沢山植えて、快適な読書場に変身。この間、妻は屋内のイメチェンにも燃えているが、詰め込み放題だった2階納戸がついにウォークインクローゼットに(ちっちゃいけどね)!大量の古新聞・古資料に続き、約1000枚のkurochanのCDアルバムも引越を余儀なくされたが、いやー快適な空間ができるのは嬉しいものだ。◆母の見えている世界が母を苦しめている。手をさすり、額を撫でて、うんうんと受け入れるしかないのだが、時に自他を苦しめるその観念と言葉を和らげ、さりげなくたしなめるのだが、それも時折訪問できた時
の親不孝な息子のささやかな償い。介護施設の職員の方々には深々と頭が下がるばかりだ。◆今日発売の『サンデー毎日(11-11号)』に「週刊朝日vs
橋下市長」についての特集記事。特段真新しいことが書かれているわけではないが、差別の実態を伝える貴重な記事ではないかと思う。この時期だからこそ、当事者への取材も含めたこうした現状ルポは意味があるだろう。あれこれ読んだ中では、『週刊金曜日』(10-19号)の北原みのりさんの記事が最も胸にストンとおさまったけどね。◆事務局仕事で帰宅が深夜2時ってのもよくないね。
2012年10月30日火曜日
2012年10月24日水曜日
2603、『週刊朝日』に関して
kurochan@PC
◆『週刊朝日』10/6号の橋下批判記事を読みました。書き手の佐野眞一はゴビンダさん冤罪指摘や『あんぽん』など、確実に評価すべき仕事もしていますが、表現者としての姿勢にひっかかるものを感じてきました。この記事でも、そうした「無神経」ぶりが目につきます。しかし、多数の方々が指摘していらっしゃるように、僕もこの記事のテーマ設定事態に差別性があるのだと思います。ただし、この記事に対する橋下の抗議は、こうした差別性に対するモノというより、維新の会の暗部を朝日に突っ込まれたコトへの逆襲のような気がしています。『週刊新潮』差別記事の際、「それがどうした」と反撃した点については橋下も評価したいと思ったものですが、今回は、そうした怒りがなかっとは思いませんが、明確に反撃してほしかったです。日本軍「慰安婦」の件でも、卑怯極まりない橋下を決してトータルで評価はしませんが。それをマスコミの不勉強とゴマすりが事態を悪化させています。それと、不勉強のくせして知ったかぶりの勝谷というコメンテーターは「週刊朝日」の経営事情を指摘していたようですが、そうした「読み」はともかく、解放同盟中央や朝日新聞出版には、 差別を許さぬ怒りと決意を明確に示して取り組んでいただきたいものです。◆今日は、勤務校の全校人権集会。講師の松谷操さんは20年以上前から大変お世話になってきた方だが、穏やかな口調と話の展開ながら、差別に向き合う姿勢を心にしみこませる明確なお話をしていただけた。ありがとうございます。放課後は職員研修で、こんどは「いじめ」に関する県教委の方の講演。この方も、20年以上前に新任校で同僚だった後輩で、いじめに関するアンケート結果と向き合い方を整理していただく。◆さて、今日も大量に書籍が届く。しばらくは日本軍「慰安婦」問題の基本文献を中心に読むとしよう。深夜早朝の読書も何とか続けているが、読みたい本がどんどん目の前に現れるんだよね。
2012年10月23日火曜日
2602、吉見義明さんの講演
kurochan@スマホ
◆日曜日はさらに、家族全員で小庭の手入れで、ほのぼのでした。◆月曜日は、授業の後、西の京高校の職員研修。テーマは在日外国人教育で、人口・入管法等の改定・学校の取り組み・歴史・領土や日本軍「慰安婦」問題・ネット右翼・教育など、多岐にわたる話をさせていただいた。細々とした知識以前に教員の姿勢にポイントをおいたのだが、如何だっただろうか。◆火曜日は、朝から事務局で資料作成、午後は役員会と事務局会議、晩はエルおおさかで吉見義明さんの講演会に参加。吉見教授は、日本軍「慰安婦」問題研究で大変著名な方だが、橋下に悪用されたことに怒っておられ、今日の講演となった。さすが、明快な論理・反証で橋下の「強制連行の証拠などないと」いう歴史歪曲を見事に論破。不勉強なマスコミや、無責任な歴史歪曲論者、有害な政治家らに聞かせてやりたかった。
2012年10月21日日曜日
2601、久々のどかな日曜日
kurochan@愛犬散歩中
◆久々ののどかな日曜日。子どもたちと愛犬散歩。「愛犬散歩中」もまた久々だが、バセットバウンドがチワワに、携帯がスマホになっている。ポカポカ天気で布団もぷっくら、洗濯物もよく乾く。◆「空に欠陥機、夜道に米兵」とは先日天声人語で紹介された沖縄女性のことばだが、沖縄にせよパキスタンにせよ、女性の当たり前の生活が奪われている。◆同じ空を見上げ、人の世に光あれと、気を引き締める。
2012年10月20日土曜日
2600、雨宮処凜さん
kurochan@PC
◆テスト監督、採点、授業プリント作成、避難訓練、学校Webサイト更新、新聞スキャン、原稿執筆と、めまぐるしく日々が過ぎてゆく。書籍も相変わらず続々届く。◆19日は奈人教研究大会初日に参加。若手教員3人のトークに大いに元気をもらい、雨宮処凜さんのトークに多数のヒントをもらった。子どもたちと瑞々しく向き合う若手教員の日々の報告に初心を思い出す。人と人との「つながり」とそれを支える「であい」。その基盤となる「向き合う」という姿勢。子どもとも保護者とも同僚とも地域の方々とも、そして家族とも向き合わねばね。雨宮さんから得たヒントは多数あったけど、「自由と生存の両立」というキーワードにはハッとさせられる。フリーターは、ある意味で自由かもしれないが生存が脅かされているし、僕は生存は脅かされていない、つまり生活が安定しているが、自由が削られているのかも知れない。現に、早朝から深夜遅くまで、17〜18 時間労働はざらである。まだ融通が利く部分があるので精神的に耐えられているし、第一、子どもたちの笑顔や成長とつきあう仕事だから、充実している。ともあれ、自由も生存も、実はどちらも脅かされているプレカリアートであり、SOSを発することさえ封じ込められ、自己責任に縛り付けられていることへの怒りも自覚さえも奪われているのかもしれない。「私は間違っていないと思っている正しい大人」に追い詰められてきたという雨宮さんの警句にもハッとさせられたのでありました。自分も、同僚も、このセリフで点検してみたくなる。「いじめられていた」という有名人の告白、「ダメな大人」、そして「生き延びるための知識」が子どもたちを救うというメッセージは、親としても教員としても、自分の営みを見つめる視点として有効だ。ただし、この日は、反原発デモの動画上映もあったものの、反原発の理念の提示が、原発ゴミが米国での濃縮を経て劣化ウラン弾につながっている可能性についてしか語られなかったのは不満であった。橿原文化会館大ホール一杯の客席に発言を求め、ようやく1人の教員が発言したに過ぎなかったことへの雨宮さんの落胆と、 結局手を挙げそびれた自分への嫌悪もあって少し疲れた金曜日であった。◆20日は、朝からサンウリム実行委員会、午後は久々にミアコーロに参加。日本軍「慰安婦」の今を中心に自由学校の学びの時間となる。で、月曜日返却のテストを採点し、授業プリントを作成し、結局深夜にいたったのだが、これをどう受けとめる?自分はともかく、少なくとも妻や子は満足するはずはないよね。
2012年10月17日水曜日
2599、2階リビングの片隅
kurochan@PC
◆莫大な量の古新聞が我が家の書斎と納戸と寝室に積み上がっていた。まさに亡き父と同じ事をしている息子である。14日は、子どもサッカー、老母の訪問の後、深夜まで納戸と寝室の古新聞は2階リビングの片隅にまとめることができた。切り抜いたり、スキャンしたりしようと思いつつ、保留状態の新聞の山だ。何としてでも増やさず減らしていかねばならない。一気に捨てればいいのかもしれないがそれができずに約20年。亡き父はそれが数十年だったなあ。◆15日からは勤務校の中間テスト。午後は事務局で会や資料作成、世界史テスト作成、来週の講演プレゼン作成。16日も午後は、事務局で会議と資料作成、来週の講演資料作成。それともうひとつ重大な打合せが1件だが、これは秘密。17 日は終日勤務校で、テスト監督の後はとある大学生への回答原稿執筆、地理テスト作成、横浜国際人権センターの原稿執筆。当然それらの合間に、雑多な仕事も多数ありで、毎日のように締切に追われる日々だ。こんな日々が延々と続いてきたし、これからも続きそうで、よくぞめげずに飄々と頑張っているなということさえ、考えずにいる自分は情けないのか、面白いのか。ともかく、2階リビングの新聞の山が目に見えて減ることは当面ないことは予測できるのでありました。明日は最低限、明後日返却のテスト採点を明日しなければならない。
2012年10月13日土曜日
2012年10月11日木曜日
2597、結婚14年記念日
kurochan@PC
◆10月半ばから11月にかけて、約6週間で11回の講演予定がある。ケータイネット関係が8本、在日外国人関係が3本。実は、学校行事優先と校長判断で断ったものが複数ある。今年例年より講演依頼が少し減り、ネットトラブルのピークも少しおさまったかもと思いきや、このところまたぞろ新種の事件も発生し、子どもたちも無縁ではないということなのだろうか。11月はもともと依頼が多い時期なのだが、こんなわけで情報収集と考察に励みたい。昨日今日と、入管法改定と外国人差別についての新たなプレゼン作りに取り組む。改定入管法・領土問題・日本軍「慰安婦」問題・ネット右翼問題を盛り込んだ、多文化共生最新課題編で、一応完成。◆勤務校では、明日が2学期前半の最後の授業。来週は中間テストだ。テスト問題作成や、原稿執筆、会議資料作成、講演準備、2学期後半の授業準備と、次々と課題が迫り来る。2学期後半、つまり10月半ばから11月はぶっ飛ぶ過密さだから、少しでも先取りしておかないとね。◆1月末の学習会講師は期待していた方から昨夜了承のメールが届き、大感激。読みたい原稿、書きたい原稿が続々あるぞ〜!と、今日は結婚14年記念日の kurochanでありました。
2012年10月7日日曜日
2596、町民運動会
kurochan@スマホ
◆「母の現実」、ケアマネがそういう表現で老母のおとぼけぶりを言い表す。認知症ケアの実際を、昨日、母とのトンチンカンな会話の後、少し伺った。諭すべきトンチンカン、受け入れるべきトンチンカン。自らの発言のおかしさに気づかず、正当だと強く抗議し、諭すものをなじる。認知症ケアと、掲示板管理は、似ているようで全く異なるが、他者、とりわけ子どもたちへの悪影響や、差別偏見の助長は何としてでも防がねばならない。◆地元自治体の運動会。数十年ぶりにテーピングんして、リレーアンカー。ちとやばかったので、順位キープでゴールするが、気持ちは大いに不完全燃焼。先週の小学校運動会では2位に甘んじた次男が、今日は1番。◆今宵は、自治会打ち上げを欠席し、妻とディナーだ。もう結婚14周年になる。
2012年10月4日木曜日
2595、体育大会と子どもと大人
kurochan@PC
◆昨日は勤務校の体育大会。さすが高校生の運動会は迫力がある。土曜日に感じたことと同じことをまた思ったのだが、やっぱり子どもたちが頑張る姿は大人の責務を奮い立たせる。軽い肉離れはまだ痛みが残っていて、生徒と対決する教員リレーチームには誠に残念ながら加われなかった。土曜日に腿裏に感じたことと同じ事を同い年の教員が感じることになったのだが、やっぱり運動不足の大人が無謀に頑張る姿は後悔先に立たずだ。勤務校のWebサイトもほぼ全種目各学年の写真をかき集め、同一サイズ・画質に加工して掲載。◆授業・学校行事・事務局仕事・新着図書とあいもかわらず多忙な毎日だが、個人サイトのBBS閉鎖と書斎・納戸の書籍・古新聞整理にも対応に追われる。時間をかけて丁寧に対応できれば、もっと実があるのにと思いつつ。◆1学期に修学旅行で泊まった周防大島上空にも現れたオスプレイは岩国から普天間へ。ウソばっかりの約束を見せられて、子どもには正直に育てというのはおかしいでしょ。子どものいじめは懲罰ではなく、大人の愛情がカギを握っているということに、橋下さんは気づかないのかね。 田中さんはどうかな?大津市議会と可児市議会の違いってどこからくるの?◆この時期に日本軍「慰安婦」問題解決の議会決議は大変意味があるよね。安倍や橋下の論点すり替えの卑怯さは、子どもも見ぬいているんだよ。
2012年10月3日水曜日
2594、掲示板閉鎖
kurochan@スマホ
◆個人サイトの掲示板を閉鎖。2000年暮れに始めた個人サイトは今も続けているが、当初より併設してきた掲示板は、何度か引っ越しをしながらも続けてきた。たくさんの書き込みにレスがなかなか追いつかない時期が続いたものだったが、このところは投稿が激減。「ほっ」とできたり、生きる勇気がわいたりという投稿よりも、差別偏見を助長しかねない表現や、相手をやりこめようという投稿ばかりが目立つようになり、それでも適切な管理運営ができればいいのだが、kurochan自身それもままならず、閉鎖することにした次第。和やかに過ごしているSNSもあるが、匿名ネット空間の殺伐さには抗しきれなかったということなのかもしれない。「ネット上の人権文化創造」のリアルはなかなか厳しい。
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