kurochan@PAD
◆修学旅行二日目は、知覧特攻平和会館で平和学習。ホールで歴史的背景や特攻隊員の遺書についての説明を受けて、三角兵舎や資料館の見学。母を思いつつ「お国のため」と言い聞かせて命を捨てさせられたことが悲劇であり、ここまでして進められた愚かな戦争の犠牲者が国内外に無数にいることの根本責任が曖昧なままなのが今もって解決されていない罪なのだと思う。写真は、映画『ホタル』のロケがあったことを示しているが、この映画に描かれていた高倉健扮する特攻兵の先輩特攻兵は朝鮮人だったように、植民地だった朝鮮や台湾出身の特攻兵も多かったという。軍隊内の民族差別が志願を後押ししたとも言われる。これも辛い悲劇の実相だ。資料館のパネル検索では、出撃した1036名中、朝鮮半島出身が16 名、樺太出身が9名、台湾出身が1名とあった。ずらりと並ぶ肖像写真には本名の者もあったが、日本名で朝鮮半島出身と記されている者が多かった。午後は鹿児島市内で、班別行動。生徒たちとうろうろ歩く。ラーメンやマンゴーパフェを食べ、西郷隆盛や大久保利通などの生誕地がご近所だということを歩いて確かめ、お土産も買って、お腹も脚もクタクタ。晩は霧島のホテルで今宵も断続的巡視なのでありました。明日は、各種体験学習に分散するが、kurochanは、ラフティングに生徒と同乗。晩は志布志市からフェリーで帰路だ。
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