2014年6月8日日曜日

2717、閖上

kurochan@PAD
◆晩の飛行機まで、少し時間があり、雨の閖上を歩いている。元は素敵な浜だったのだろうけど、防潮堤に視界を阻まれ、荒い波と黒い砂、どんよりとした雲が、そのまま遠くまで続いている。ほんの少し内側に入ると、一面雑草が生い茂る宅地開発前の土地に見える。しかし、そこかしこに住居跡の基礎と雑草とシロツメクサ。 今はもう誰も住まない浜辺の町。路面の児童用「とまれ」の表示にかつて立ち止まった子どもたちよ、きみはどこへ行ってしまったのだ。

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