2014年6月8日日曜日

2717、閖上

kurochan@PAD
◆晩の飛行機まで、少し時間があり、雨の閖上を歩いている。元は素敵な浜だったのだろうけど、防潮堤に視界を阻まれ、荒い波と黒い砂、どんよりとした雲が、そのまま遠くまで続いている。ほんの少し内側に入ると、一面雑草が生い茂る宅地開発前の土地に見える。しかし、そこかしこに住居跡の基礎と雑草とシロツメクサ。 今はもう誰も住まない浜辺の町。路面の児童用「とまれ」の表示にかつて立ち止まった子どもたちよ、きみはどこへ行ってしまったのだ。

2716、移住連全国ワークショップ仙台

kurochan@PC
◆第10回移住労働者と連帯する全国ワークショップ・仙台が、この7~8日にあり参加。いつもながら、第一線の活動家や研究者が集まり、ホント濃密度。ざっと内容を紹介します。開会挨拶で丹羽弁護士から「人権の視点での移民政策」について提起があり、地元衆院議員の郡和子さんからも挨拶。特別報告「東日本大震災から3年~被災地の移住者はいま」では、佐々木アメリアさんから津波被災時の話と他文化協会の取り組み、李善姫さんから東北の移住女性の実態、佐藤信行さんから被災者支援の実際が報告された。分科会は、「外国につながる子どもたち」に参加。後半は「貧困」と合流で、報告は5本。「新しい在留管理制度と「家族滞在」の子どもたち」多文化共生センター東京、「外国籍高校生の進路指導のために-在留資格と進路」多文化共生教育ネットワークかながわ、「国勢調査にみる外国人生徒の進路支援」鍛冶致さん、「外国につながる子どもたちの進路支援~学齢超過の子どもたちの学びの場と進路・日本語教室CSNの活動を通して~」トルシーダ、「外国にルーツのある子どもたちの高校進学への道~東京都の入試状況 中学生及び学齢超過の子どもたち」多文化共生センター東京。晩の分科会は「ヘイトスピーチ」。「ヘイトスピーチ規制をめぐるこの間の動き」、「東京での「ヘイトスピーチ」活動の現況」、「大阪での「ヘイトスピーチ」活動の現況。佐藤さんや樋口さん、丹羽さんや中島さんをはじめ多数の参加者から続々発言。寝る部屋でももちろん議論。2日目全体会は、分科会から移民政策への提言・報告、協議「移住連の役割」、全体討議「移民政策の今後と私たちの課題」。記念写真撮ってまた来年です。

2014年6月7日土曜日

2715、ひさびさの仙台へ

kurochan@PAD
◆週末土日は、移住連の仙台ワークショップ。朝4時起きで、関空発peachに乗ります。基本的に遠出の出張でもスーツケースとかは持たないので、peachで十分なのだけど、奈良からだと空港バスが使えない発着時間なのが厳しい。この間、新たな在留管理制度の分科会に参加していたが、今日は教育分科会に参加しようかな。晩はヘイトクライム分科会に参加します。奈良県でも起こっている教育や歴史認識攻撃の最新課題も提起すべきかな。◆先週は奈良市人教総会での講演、今週は二階堂高校2年学年集会での講演。来週は某市校長研修、その翌週は某中学全校集会で講演。ケータイ・ネットの講演もかれこれ200回に達するが、毎回プレゼンは改訂している。それだけ新たな話題が続々と発生しているということだ。このところは、ヘイトクライム、LINEトラブル、不適切画像ツイート、ネット依存、リベンジポルノといったところ。依存の問題を掘り下げ社会性形成を探ることで、様々な課題が浮き彫りになるだろう。◆ウルトラブック Lenovo IdeaPad Yoga2PRO Office は 高解像度(3200×1800) 。薄型でディスプレイとキーボードが背中合わせまで広げられる。USBが2口で、有線LANもUSB経由だけど、出張には便利。Padかスマホをルーターにしてテザリングすれば、どこでも快適だ。