2012年11月30日金曜日

2612、2学期の授業終わり

kurochan@PC
◆依然として、勤務校と事務局と講演に東奔西走の日々。Amazon等からも続々届くし、てんてこ舞いの毎日だ。勤務校の仕事のうち、授業については今日で一区切り。来週は期末テストで、それはそれで忙しいが、授業そのものは5週間ほどお休みだ。生徒諸君は、テスト勉強に励んでくださいね。3学期の世界史は古代ローマだよ。◆深夜零時すれすれのシンデレラ帰宅も珍しくないのは、相変わらずだが、家族の時間もちゃっかり(ちょっとは)とってます。23日は三重県伊賀の「やぶっちゃの湯」に久々に家族で出向き、オイルマッサージもしてもらってリラックス。昨日だって、講演を終えて帰宅してから、お父さんの手作りカレーライスをつくったもんね♪そんな程度の料理しかできないけど。◆26日は大津市立堅田中学の3年生学年集会で講演。真剣に聞いてくれる子どもたちの顔って嬉しいよね。29 日は畝傍高校の全日制・定時制合同の教職員人権研修で講演。定時制の先生もいるから、絶対に終了時刻を押すわけにはいかないということで、3倍速の濃密なトークとなりました。かつての同僚・高校時代の恩師・中学時代のクラブの先輩までいて、懐かしいやら照れくさいやら。ところで、そろそろ「LINEの落とし穴」についてもまとめなきゃね。「人権を基本にしたネットリテラシー」がこのところのキーワードだ。◆総選挙でかまびすしいが、総選挙後の落胆はもうやめて欲しいよね。

2012年11月22日木曜日

2611、『語る・かたる・トーク』とガザ空爆

kurochan@PC
◆昨日は桜井高校教職員研修。ネットと人権・新たな在留管理制度という2大テーマを1時間強でマシンガントーク。結局、異なる他者を相互に受け入れることができる社会の豊かさこそが、失われつつあるということなのだろうか。そんな変化に抵抗を感じることを諦めず、本当の「絆」を大切にし、人権をベースにした確かなリテラシーを育む教育が課題だと思う。◆昨夜、突如声が出にくくなり、今日は完全にかすれ声。いやはや、来週も授業と、2本の講演があるんだけどなあ。◆国連NGO横浜人権センターの月刊誌『語る・かたる・トーク』VOL.213(11/20発行)に、依頼されていた原稿が掲載され、今朝贈呈本が届いた。「ネットいじめに教員はいかに向き合うべきか」という小文なのだが、どのページも熱い思いのこもった薄いけど熱い冊子。◆イスラエルのガザ攻撃は、やっぱり非人道的だ。「民間人を人間の盾にするハマスが悪い」とは、とんだ詭弁だ。事実の重みが、詭弁という犯罪を突き刺す。日本軍「慰安婦」問題も、植民地統治正当化論も然り。総選挙まで、TVにも詭弁が踊り続けるのが虚しいぞ。

2012年11月20日火曜日

2610、『愛は障害者を救うか』〜追伸

kurochan@スマホ
◆今日の午前中は県庁で、人権メッセージの最終選考会議だった。子どもから高齢者まで、「明日」をテーマに思いのこもった力作ばかりで、選出に苦労。思いを文字にする取り組みって素敵だよね。

2610、『愛は障害者を救うか』

kurochan@PC
◆名著(と僕は思っている)『愛は障害者を救うか—いっしょにくらせるように—』が大幅増補リニューアル自費出版された。著者は知る人ぞ知る重度脳性麻痺チャレンジャー藤本隆二さんで、今回はお連れ合いの重度脳性麻痺絵本作家弘子さんが挿絵を担当。ただし、写真の表紙は実物写真からコンピュータ処理した隆二さんだけどね。こんなに面白い障害者と出会ったことがない!と感動したのが、もう22年前。熊本空港についた飛行機での出来事から気になっていたのだが、同じホテル・同じ奈良県人と知り、一気に親しくなったのだ。書き出せばキリがないので、今宵は書かないが、どれほどの衝撃と笑いと感動と示唆を与えてもらったことやら。お薦め図書だが、簡単には手に入らないだろうなあ。◆今日は、生駒高校全校人権集会。昨年に続き2年連続となるが、昨年はケータイ・インターネットと人権について、今年は在日コリアンについて。ほとんど初めて喋る内容ばかりで、うまく伝わったか心許ないが、これまで出会ってきた沢山の在日コリアンの生徒やオモニ、ハルモニらを幾人も紹介して、さまざまな悩みや希望、 怒りや願いを持って生きているんだということを伝えたつもり。具体的な出会いが、言葉遊びの差別言辞を跳ね返してくれるはずと願いつつ。◆明日は、午前中に授業を繰り上げ、午後は某高校の教職員研修。

2012年11月18日日曜日

2609、サンウリムなら2012

kurochan@スマホ
◆今年もたくさんの人が集まった、サンウリムなら2012。昨日は土砂降りの中まで、準備に大わらわしてもらい、無事盛大に開催できた。マダンもバザーも展示も体験コーナーも、人があふれ、子どもたちの歓声と、祭りを楽しむ大人たちの笑顔で満ちあふれた。「なんでここに弘さんがいないんだ」という違和感を感じながら、総合司会と裏方に奔走させてもらう。勤務校のフィリピン人生徒たちもマダンの司会やクエクエという卵料理、在日外国人生徒交流会の出し物などに活躍してくれ、保護者の方にも奮闘してもらい、大いに楽しくすごせた。妻と三人息子も来てくれ(実はクエクエの食材は妻が買い集めてくれた)、家族の思いでともなる。今日は、夕食時には帰宅して、早めの就寝。

2012年11月16日金曜日

2608、LINE登録

kurochan@PC
◆ラインという無料通話アプリが人気だが、セキュリティ面で大変心配があり、登録せずにきた。しかし、トラブル相談が増えだしたので、今日ついにkurochanも登録。初期設定が、情報漏えいモードになっているのがやっぱり危険。登録時に、それを解除しながら登録すべきだね。ただし、ID検索も拒否すると、ユーザー同士のふるふるぐらいしか、繋がることができないのかな?まだよく分からないが、用心しながらも、ラインの善し悪しを試してみよう。◆日曜日は奈良県最大の民族文化祭「サンウリムなら2012」だ。今日は、3時間目まで世界史の授業をして、事務局で、配布レシピや司会原稿を作成し、その他の事務仕事をあれこれ片付ける。明日は、クラブ活動を見てから午後にまた事務局入りして、サンウリムの前日準備だ。

2012年11月15日木曜日

2607、ジョギング

kurochan@PC
◆最近時折、妻や子どもとジョギングしている。というのは、12月8日の奈良マラソンの10キロの部に出場するからだが、6分ペースでも余裕でおしゃべりできる。長年、ほとんど走っていないとはいえ、昔取った杵柄といえそうかな。一応5000m14分台ランナーだったから、キロ3分ペースで走っていたことになるから、6分ペースは当時の半分のペース。練習不足というより、練習皆無の状態だから、呼吸は若干深くなるけどね。で、着地や腕振り、体幹や腰の角度など、20年近く走っていた経験から、妻や子に走りながらアドバイスしている。相当へんてこなフォームで「有名」だったkurochanだけど、それだけに随分アドバイスを受けてきたからね。ただし、飲酒付き夕食後のジョギングだから、循環器には絶対良くないんです、これが。12月8日以降は、多分1人で走ることになるだろう。スリムボディを取り戻すことができますやら。◆昨日14日は、青翔高校の全校人権集会で講演。前身の御所高校の最後の3年間に勤務していたkurochanも、再編で誕生する青翔高校の開校準備にも関わっていた。開校の春にはkurochan を含む大半の教員が異動となったが、新校舎は最後の3か月は使っていたので、親しみこそほとんどないが、大変懐かしい校舎ではある。全校生徒が理数科だが、生徒たちはリラックスして聞いてくれていて、ここという時はしっかりとスクリーンに注目もしてくれて、グサッときたりドキッとしたりしたんじゃないかな。講演後は、校長室で随分長々と談笑もさせてもらい、本当にお世話になりました。

2012年11月12日月曜日

2606、吉川弘さん

kurochan@PC
◆若い頃からずっとお世話になってきた吉川弘さんが急逝された。葬儀場の黒縁額の写真には、「ひろむさん」の笑顔がはめ込まれていて、どう見ても「悪い冗談」にしか見えない。教員として、運動家として、子どもに関わる姿勢、差別とのしたたかな闘い方を身をもって示していただいてきた。この夏の手術前には自動車免許も更新され、まだまだ活躍されるはずだったのに、まだまだお世話いただくはずだったのに、逝ってしまわれた。予後が思わしくなかったようだが、ようやくその苦しみからは解放されたのだと思うことにしたい。ひろむさん!遺志を引き継ぎ、人間の解放を仲間とともにめざします。今夏の全外教は九州で開催されたが、体調不良とのことで分科会報告は僕が代理でさせていただいた。その報告ができずじまいで終わってしまったのが、また悔しく申し訳ないです。合掌。◆すさまじい多忙さが依然として続く。先週は、授業・事務局仕事の合間に、3本の講演(高田高校全校生徒・郡山高校教職員・生駒南中学PTA)。それでも、生徒との面談、学校Web サイトの更新、妻とのジョギング、子どもの三段ベッド組み立て、クローゼットのタンスの組み立て、人権メッセージコンテストの応募作品審査、大量の新聞スキャン、寸暇を惜しんだ読書、と張り切って過ごしています。ヘルペスのかさぶたが剥がれてなかなか治らないのと、体重が徐々に増えているのが辛いんだけどね。

2012年11月6日火曜日

2605、大学不認可と冷蔵庫

冷蔵庫→洗濯機   汗っ

2605、大学不認可と冷蔵庫

kurochan@PC
◆文科相の田中さん、それとこれは違いますよ。大学が多すぎるのも、認可プロセスに問題があるのも、検討に値する課題でしょうが、北海道・秋田・愛知の3大学を不認可にするのは問題ありです。どうやら、再審査ということで、今日6日、事実上の撤回になったようですが、準備をすすめていた大学関係者はもちろんですが、これらの大学をめざしていた高校生に大きなショックを与えたことを考えてください。数年前、奈良市内に新設予定の大学が不認可になり、この大学を本命に推薦入試を受検するつもりだった生徒がkurochanのクラスにもいて、大慌てをしたことがあります。このときは申請書類の不備ということで、大臣決裁の段階ではなかったけど、すでに他大学の推薦入試の願書締切はとっくに終わり、その学校法人は説明会で、志望していた高校生が浪人した場合の予備校費用を出すという話にもなったものの、結局その生徒は進路変更を余儀なくされました。そもそも、新設大学の認可時期が11 月という微妙な時期であることが問題だとも思うけど、それでも田中さん、やっぱりそれとこれとも違いますよ。眼前の問題解決を突破する破壊力はあるのでしょうけど、どれほどの人々を、とりわけ若者を巻き込みきずつけるか考えなければ、そもそも「いじめ」の解決はできないですね。「ノーベル賞の知らせを受けた時に、ちょうど音のする冷蔵庫を直していた」山中さん一流のギャグを真に受け、閣僚でカンパを集めて冷蔵庫を贈ろうとしたという話はまだ笑って流せましたが、庶民の生活、高校生の進路対策について、どうもお分かりでないようですね。◆すさまじい多忙さのピークが昨夜というか今朝。今日午後の機関会議の議案原稿を揃え印刷し帳合し製本して事務局を出たのが27時過ぎ。シャワーを浴びて自宅のベッドに潜り込んだのが28時。3時間後にはベッドを抜け出し、通常通りに出勤したが、いやはや眠い一日でした。午後の会議も無事終えて、明日の授業プリントも作成して何とか今日は終了かな。明日は、午前中はずっと授業で午後は某高校の全校人権集会で講演し、放課後は別の高校の教職員研修で講演。明日締切のとある作文コンクー ルの作品審査はどう考えても時間切れ。ともかく今日は、ぐっすり眠らねば。