2013年1月31日木曜日

2635、ワイルドな7日間

kurochan@PC
◆この1週間は瞬く間に過ぎたようで、振り返ると何と長い1週間だったことかと我ながら驚き。すべては書けないが、高校無償化朝鮮学校除外についての文科省へのパブコメ執筆、来週の講演に向けた打ち合わせとLINEトラブルの資料収集整理、準デジタルアーキビスト資格更新講習と夏の全国規模の集会での講演概要執筆、日曜日の在日外国人生徒交流会と火曜日の県外教学習会の準備と運営、世界史の授業やプリント作成、卒業考査の採点と成績事務、事務局や勤務校の打ち合わせや会議、勤務校のWebサイト仕様改造やクラブ指導、進路相談とメルマガ編集。とりわけ、ネット右翼の集会妨害予告に対する対策には神経を使ったが、多くの人々の連携と協力で対応していただいた。これらに関わる関連資料・図書をあれこれと読み、資料を作成したり印刷したり、関係者と緊密に連絡を取り合ったり、交流会ではゲストや参加者と沖縄の美味しいタコライスを作って食べ、学習会の晩は講師を囲む会の宴席で親交を深めいろんな話題で花を咲かせたのだから、濃密でワイルドな7日
間だろ〜♪集会報告は、また後日なり〜♪

2013年1月25日金曜日

2634、文科省にパブコメ

kurochan@PC
◆高校無償化朝鮮学校除外に反対するパブコメを文科省に送りました。明日26日が期限です。ぜひ多くの方々に、反対意見を送っていただきたいと考えます。

「現行制度から(ハ)の規定を削除する案に反対します。
 これは安倍政権が表明した朝鮮学校排除に他ならず、
 朝鮮高級学校生とその保護者に対して不公平な経済的負担と民族差別を強いるのみならず、
 日本人の子どもたちからも、多文化共生社会を支える人権尊重の態度を奪うものです。
 高校無償化からの朝鮮学校除外は、
 国連人権委員会も表明している懸念、日本国が批准している人権諸条約にも反する施策です。
 教育現場で働く者として、幼子の保護者として、人権尊重の地域社会を担うべき市民として、
 子どもたちの人権と未来に責任をもつ選択をしたいと考えます。」

◆22日は在日外国人教育に関して教育委員会と話合い。とりわけ、日本語指導が必要な子どもたちの支援と、新たな在留管理制度と人権尊重を踏まえた指導要録の名前の表記方法については、早急に対応してほしい。
◆23日は職員研修で講演。1時間の2回目バージョンということで、最新のネット上の人権侵害事例と子どもたちについて事例を多数紹介しながら話した。前日には、「ケータイ問題入門用語集」を改訂し、数えてみるとちょうど100個になった。
◆24日は、お薦め図書を100冊余り増補。543冊と4全集になりました。定期刊行物は基本的に除外しているが、そんなものも紹介しようかな。重複していたのをいくつか削除したけど、もう大丈夫かな?
◆25日は、準デジタルアーキビスト資格更新のオンラインビデオ講義を視聴し、感想を送信、更新料を送金。公私ともに将来の利用を見据えたデジタルアーカイブのあり方が整理できそうだ。
◆2月初めに職員研修で話する予定の高校から、「LINEトラブル」を含めた講演をしてほしいとの要請。1億人に達したといってもまだ新しいアプリなので、トラブルについても言及している書籍は、『LINE なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか?』(コグレマサト+まつもとあつし著)ぐらいで、あとは『週刊東洋経済2013/1/19号』がまとまった記事を載せている雑誌かな?ネット上には多数のトラブル対策等がアップされているけど。活字を追い、実際にあれこれ使いこなして、研究&フィールドワークだ。

2013年1月23日水曜日

2633、アルジェと桜宮

kurochan@PC
◆犠牲者に、更に犠牲を強いることが正義であるはずがない!
◆アルジェリア軍がテロリストたちを多数の人質もろとも殺害した事件が世界を震わせた。人質はもちろん、テロリストもまたおそらくは訳ありの人々なのだと思う。テロリストを問答無用で殺害する側もまたテロリストではないのか。巻き込まれた人質はそれだけで犠牲者だが、軍の制圧によってさらに犠牲を強いられたわけだ。テロを許さないのは当然だとしても、テロに屈しないという大儀をかざすアルジェリア軍を支持する国々は、犠牲者をさらに苦しめたのだと訴えたい。
◆橋下市長が桜宮高校体育科を多数の在校生や志望する中学生もろとも押しつぶそうとしていることが世間を震わせている。自死したバスケ部キャプテンはもちろん、在校生も志望する中学生も犠牲者だ。体育科を問答無用で募集停止にする側もまた子どもたちを苦しめているではないか。体罰に苦しみ、友を亡くした在校生は十二分のケアが必要な犠牲者だが、市長の制圧によってさらにクラブも学校も奪われるという犠牲を強いられたわけだ。体罰を許さないのは当然だとしても、体罰容認発言をしていたはずの市長が体罰容認体質を変えるという大儀をかざし、それに従う市教委を支持する尾木直樹らの人々は、犠牲者の子どもたちをさらに苦しめたのだと訴えたい。尾木さん、どうしてなの???

(1/24Facebookに加筆)◆福島も沖縄もまた、苦しんでいる人をさらに追い詰めるのが、経済と防衛という大義名分だと思います。

2013年1月19日土曜日

2632、米寿祝い

kurochan@スマホ
◆老母の甥夫妻・娘夫妻と孫・息子kurochanの一家で、ホーム付設レストランにて米寿祝い。懐かしい話、最近の話題、母なおとぼけ話、心こもったプレゼントとたっぷり美味しい料理で、和やかな2時間半。少しずつ、少しずつ「はないちもんめ」の母ちゃんだけど、次は卒寿の祝いだよ。

2013年1月18日金曜日

2631、あれから18年

kurochan@PC
◆阪神淡路大震災から18年。当時生まれた子どもたちも、そろそろ高校を卒業する年齢。毎年この時期に、授業で当時のことを語ってきたが、今の高校生はもう直接知らない世代なのだ。それでも東日本大震災とその報道で、阪神淡路大震災についても子どもたちは情報を得ている。kurochanは被災者ではないが、当時何度も神戸へ通った。高校1年生の担任をしていたが、金曜日は授業がなかったので、木曜の晩に三田回りで神戸に入り、日曜まで救援活動をしていた。ある程度詳しいことは、個人サイトに書き、それを子どもたちに伝えるためのプレゼンも作成しているが、当時、出会った被災者の方々に教えられたこと、全国各地から救援活動に来ていた人々から教えられたこと、それを自分の頭で考え、目で見て、歩いて、感じたことを、今年も授業で特別に語る。いたく感動してくれた生徒達もずいぶんといたようだ。立ち入り禁止のマンションに取り残されていた老夫婦、それを僕に伝えてくれた乳母車を押していたおばあさん、なんと山形から神戸まで軽トラでやってきて竹
箒で道端の清掃活動をしていた老夫婦、
5キロの米と引き替えに配給されたパンをくださったおばさんの心のバランス、息子と新築家屋を失った悲しみを整理できずにお粥をすすりながら淡々と語ってくれたおじいさん、すぐ近くのブルーシートの下で凍えている人に老人用おむつを届けると言っているのに決して渡してくれなかった避難所の担当者、黒塗りベンツを目の前に止め「伊藤ハム」を段ボールごと置いていった暴力団員、通行できる限られた道路を塞いでいる自衛隊のトラックに移動してほしいと言っても「指示があるまで動けない」と断った自衛隊員、自立をめざして路上でカレーライスの販売を始めた夫婦とお粥配給の場所を移動させた僕たち、チームで救援物資を届けて歩いた地元の八百屋のお兄さんと大阪からバイクで来たサラリーマンと須磨の短大生、「厚かましいおばはん」と思いつつポリタンクの水を両手に持って着いていくとテントに横たわる多数のけが人をどうやら一人で面倒見ている人だったことに反省しこちらから歩いて回る必要性に気づいたこと、民族の壁と差別を乗り越えて情報を提供し手を携え
た人々、まだまだあるが、倒壊した家屋や高速道路、焼け野原の長田商店街などの光景とともに、
そこで出会った人々とその心情を子どもたちに伝えたいのだ。◆13日(日)は学校行事で終日主に写真撮影係、14日は朝鮮学校卒業生の成人式、15日は奈良県教委の在日外国人教育講演会、16日・17日は終日勤務校で授業と会議、17日晩は事務局合同の新年会。そして18日は授業のあと、深夜まで事務局。明日は、老母の米寿祝。

2013年1月12日土曜日

2630、差別・体罰許すまじ

kurochan@PAD
 ◆9日から授業が始まり、世界史は古代ローマを新規改造版プレゼンを使って熱弁。地理は幾つかの新聞記事を読ませて感想を書かせたが、それをもとに意見交換をする予定。新聞スキャンも順調だが、個人サイトのリニューアルもちょこっと取り組む。サイト構成やプログラミング、デザインや効果的な運用の実験なんだよね。◆日朝、日韓関係にも関わる重要な集会等がたくさんある。今日は、kurochanも呼び掛け人の「日朝ピョンヤン宣言10周年−日朝国交正常化を求めて」集会。来週は、新たな在留管理制度と教育に関する内容も含めた県教委講演会。再来週は、在日外国人教育についての県教育委交渉と、朝鮮学校無償化除外を目論む文科省令改定についてのパブコメ期限。再来週は、日本軍「慰安婦」についての数百人規模の学習会を主催。その次の週は、「朝鮮学校への『高校無償化』除外を絶対許さへん!  緊急抗議集会」も呼び掛け人だ。その合間にも関連集会や生徒交流会等が多々あり、授業、ケータイ講演、勤務校の学校行事やWebサイト管理もに追われる。◆奈良県教委が「いじめ早期発見・早期対応マニュアル」を県内全教員に配布。中折り式の6ページリーフレットだが、いじめの対処法は書かれているが、いじめを許さない学校を築く基本である「人権尊重」が訴えられていない。これでは、教員による体罰という、人権蹂躙は防げない。

2013年1月8日火曜日

2629、終わらない戦争〜2

kurochan@スマホ
◆今日は金正恩が30年前に生まれた日だということは報じても、21年前に水曜デモが始まった日だということをマスコミはなぜ報じないのだろうか。

2629、終わらない戦争

kurochan@スマホ
◆子どもたちもkurochanも、昨日が始業式。いよいよ学校の始まりだ。◆今日は県外教合同会議で、特に今日は随分たくさん喋ったが、研修として観た『終わらない戦争』には、涙が抑えきれなかった。日本軍「慰安婦」にされた女性たちの証言と、戦後日本の無責任さを告発する、圧巻のドキュメンタリーだ。2008年の作品だが、今の日本で再び広く上映されるべきだと考える。◆ネット社会の陥穽を提示する新種の事件が次々と表面化しているが、そうした動向を俯瞰し、大人も含めた教育課題を提言する活動をしなければという問題意識も強く持っている。◆今年は長男が中学に入学する。親として、大人として、教育者として、人権活動家の端くれとして、具体的な実践に一層取り組みたいと考えている。◆今日は、終日出張だったので、kurochanの授業は明日からだ。張り切っていこう!

2013年1月4日金曜日

2628、ぬくめたろけ

kurochan@PC
◆昨夕は、ダイヤモンドシティのトイザらス前で義父とうたた寝。家族や親戚の買い物と子どもたち探しに少々時間がかかり、老母訪問は結局今朝になる。といっても、仕事始めの出勤前に、自宅へ届いた年賀状を届け、食堂で朝食中の母親に新年の挨拶をして、少し話しただけだが。その時、しわだらけの母の手の甲に触れたが、「ひゃこい手やな。ぬくめたろけ」と母が言う。共通語(標準語とはいわない)で言い換えれば、「冷たい手だね。温めてあげようか」ということだ。おとぼけ婆ちゃんが、親不孝息子の冷たい手を包んで温めてやろうというんだ。まいった。おとぼけでも、長生きして欲しい。◆事務局では、ひたすら資料作り。週明けの会議議案書の原稿作成と印刷製本が差し迫っている。授業も始まるし、正月休みから一転、めいっぱいの仕事。まいった。◆あいかわらずネット右翼がうごめいている。高校無償化朝鮮学校排除への抗議を文科省パブリックコメントに寄せよう!26
日までだ。まいってたまるか!◆朝日のトップ記事に面くらう。福島第一原発周辺で「手抜き除染相次ぐ」という告発。先に報じられた線量計の不正着用もそうだが、告発すべきは作業員を5次・6次の下請けとしてピンハネ酷使する元請けであり、種をまいた電力会社と原発を推進してきた勢力だ。ドカンと儲けて、メンテは現場の作業員を低予算でこき使い、一般庶民に被害を与えて、補償はこれまた税金から補填で、補償金もまたピンハネする構造は、道路公団も、ODAも、防衛産業も、原発ムラも、同じ穴のむじなだ。そんな連中にこそ、まいったと言わせよう。

2013年1月3日木曜日

2627、新春

kurochan@スマホ
◆みなさん、今年もヨロシクです。
◆大晦日は義姉一家と義父母が、我が家に集まり、紅白見たり、ガキツカ見たりしながら、賑やかな夕べから新年を迎えた。
◆元旦は年賀状を楽しみ、自宅でゆっくり過ごし、二日は墓参りをしてから、義父母宅で新年会。
◆三日は大神神社の見物。神社というところにお詣りする気はさらさらないので、家族、義父母とともに、見物と出店目当てだ。で、ダイヤモンドシティでものんびりお供。このあとは、老母にも会いに行って、明日からの仕事に備えよう。