2012年10月24日水曜日

2603、『週刊朝日』に関して

kurochan@PC 
◆『週刊朝日』10/6号の橋下批判記事を読みました。書き手の佐野眞一はゴビンダさん冤罪指摘や『あんぽん』など、確実に評価すべき仕事もしていますが、表現者としての姿勢にひっかかるものを感じてきました。この記事でも、そうした「無神経」ぶりが目につきます。しかし、多数の方々が指摘していらっしゃるように、僕もこの記事のテーマ設定事態に差別性があるのだと思います。ただし、この記事に対する橋下の抗議は、こうした差別性に対するモノというより、維新の会の暗部を朝日に突っ込まれたコトへの逆襲のような気がしています。『週刊新潮』差別記事の際、「それがどうした」と反撃した点については橋下も評価したいと思ったものですが、今回は、そうした怒りがなかっとは思いませんが、明確に反撃してほしかったです。日本軍「慰安婦」の件でも、卑怯極まりない橋下を決してトータルで評価はしませんが。それをマスコミの不勉強とゴマすりが事態を悪化させています。それと、不勉強のくせして知ったかぶりの勝谷というコメンテーターは「週刊朝日」の経営事情を指摘していたようですが、そうした「読み」はともかく、解放同盟中央や朝日新聞出版には、 差別を許さぬ怒りと決意を明確に示して取り組んでいただきたいものです。◆今日は、勤務校の全校人権集会。講師の松谷操さんは20年以上前から大変お世話になってきた方だが、穏やかな口調と話の展開ながら、差別に向き合う姿勢を心にしみこませる明確なお話をしていただけた。ありがとうございます。放課後は職員研修で、こんどは「いじめ」に関する県教委の方の講演。この方も、20年以上前に新任校で同僚だった後輩で、いじめに関するアンケート結果と向き合い方を整理していただく。◆さて、今日も大量に書籍が届く。しばらくは日本軍「慰安婦」問題の基本文献を中心に読むとしよう。深夜早朝の読書も何とか続けているが、読みたい本がどんどん目の前に現れるんだよね。

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